次世代街区構想:SI-21

― SI(サポート/インフィル)型住居のデザイン展開 ―
次世代街区形成に向けて、様々な変化に対応可能な良質な社会資本のストックとなる新たな住システムを計画する。従来の大規模拠点型開発とは異なる小規模・継続的な開発により、豊かな共有領域の創出と自然のランドスケープを導入した住環境の質的向上に加え、防災性強化を根幹に据えた都市環境整備を目指している。サポートとは100年スパンの高耐久性能を有する建物本体の基本部分(構造・設備幹線・外装等)で、インフィルとは個人の所有となる内装(床・間仕切り・天井)及び内部設備を意味し、時間的・社会的変化等に対して自由な可変性を有し内部におけるフレキシビリティを最大限確保する。また、モデュラーコーディネーションの設定により、広く多様な産業界に対してオープンな生産システムとする。

SI-21: the Next Generation Urban Housing Concept
– Design Development of the Support/Infill System Housings –

Type
Housing & Urban Planning Study
Status
1997 concept design

Architecture Design
Noriaki Okabe Architecture Network

Collaborators
The Iron and Steel Institute of Japan (ISIJ)

Reference
Proposal for the next generation urban block (safe & environment conscious urban design), Kajima Institute Publishing Co., Ltd., ISBN: 4-306-07217-7 C3052

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