― 血液の流れを視覚化する ―
日本赤十字社東海北陸ブロック血液センターは、東海北陸地方で献血された血液の検査・製造業務を行う施設である。同施設の血液事業を見学者のために分かりやすく紹介するために、展示パネルの新設が計画された。
施設見学スペースは1階エントランスに面した展示エリアと、2,3階の実際に血液を検査・製剤する工程を見学できるエリアからなる。1階展示エリアは、赤十字社の歴史から同施設の業務概要に至る血液事業全般の紹介が目的となる。多様な情報を説明文に並行して簡潔に表現したグラフィックを用い、見学者にとって視覚的に理解を深められるように心掛けた。2,3階の見学エリアはガラス越しに見える様々な工程を補足する形で展示パネルを設けた。
見学者は専門的な知識を有した人から児童まで広範囲に及ぶため、展示内容は充実した情報を有した上に誰もが理解できることが求められた。赤十字社の赤色のラインを展示全体に通しデザインの統一を図り、ポイントで柔らかな緑色を取り入れ、血液事業が親しみやすく身近なものであることを表現した。
日本赤十字社東海北陸ブロック血液センターは、東海北陸地方で献血された血液の検査・製造業務を行う施設である。同施設の血液事業を見学者のために分かりやすく紹介するために、展示パネルの新設が計画された。
施設見学スペースは1階エントランスに面した展示エリアと、2,3階の実際に血液を検査・製剤する工程を見学できるエリアからなる。1階展示エリアは、赤十字社の歴史から同施設の業務概要に至る血液事業全般の紹介が目的となる。多様な情報を説明文に並行して簡潔に表現したグラフィックを用い、見学者にとって視覚的に理解を深められるように心掛けた。2,3階の見学エリアはガラス越しに見える様々な工程を補足する形で展示パネルを設けた。
見学者は専門的な知識を有した人から児童まで広範囲に及ぶため、展示内容は充実した情報を有した上に誰もが理解できることが求められた。赤十字社の赤色のラインを展示全体に通しデザインの統一を図り、ポイントで柔らかな緑色を取り入れ、血液事業が親しみやすく身近なものであることを表現した。
JRCS Tokai-Hokuriku Block Blood Center
– Visualization of Blood Processing –
Type
Exhibition space design
Location
Seto, Aichi, Japan
Client
Tokai-Hokuriku Block Blood Center
of the Japanese Red Cross Society
Status
2013 Completion of exhibition spaces
Total Floor Area
400sqm
Exhibition Space Design
Noriaki Okabe Architecture Network
Collaborator
Tomohisa Okamoto (graphic)