― キャンパス計画補完のためのヴォリューム群 ―
三方を既存施設で囲まれた敷地に対し、中央に広場を挟み、東西に建物を配置した。西棟は上層に一般大中教室、下層に事務関連施設を、東棟には中小教室と講師室を配し、それらをつなぐ中央には3層にわたる学園広場:キャンパスコモンと大教室群を配置した。南門(正門)から北上する動線沿いに新たな東棟を配置し、正門からのアプローチにゲート性を与え、両側に連なる施設群とオープンスペースのリズムの連続性を保ち、あたかも丘陵都市のメインストリートのように動きのあるシークエンスを求めた。広場は活動が交差する場として緩やかに囲い込まれる一方、周囲の建物間に設けられた狭間から周辺風景への開放性を併せ持つ、「創造」の舞台として計画される。なだらかに南傾する敷地と、周囲の建物に合わせ、3層のキャンパスコモンが立体的に組み込まれる。季節を問わず、美しい奥多摩の山並みを、見渡せることは、このキャンパスの大きな特色である。キャンパスコモンを立体的に捉え、大教室群をその下に組み込むことにより、全体をできる限り低層の建築群として構成し、特に、計画施設の西、南は可能な限り低層の建築とし、隣接するスチューデントセンターからはもちろん、南北モールのそこかしこから、また今後計画される、新図書館から奥多摩のパノラマを眺望できる配置構成を計画した。
三方を既存施設で囲まれた敷地に対し、中央に広場を挟み、東西に建物を配置した。西棟は上層に一般大中教室、下層に事務関連施設を、東棟には中小教室と講師室を配し、それらをつなぐ中央には3層にわたる学園広場:キャンパスコモンと大教室群を配置した。南門(正門)から北上する動線沿いに新たな東棟を配置し、正門からのアプローチにゲート性を与え、両側に連なる施設群とオープンスペースのリズムの連続性を保ち、あたかも丘陵都市のメインストリートのように動きのあるシークエンスを求めた。広場は活動が交差する場として緩やかに囲い込まれる一方、周囲の建物間に設けられた狭間から周辺風景への開放性を併せ持つ、「創造」の舞台として計画される。なだらかに南傾する敷地と、周囲の建物に合わせ、3層のキャンパスコモンが立体的に組み込まれる。季節を問わず、美しい奥多摩の山並みを、見渡せることは、このキャンパスの大きな特色である。キャンパスコモンを立体的に捉え、大教室群をその下に組み込むことにより、全体をできる限り低層の建築群として構成し、特に、計画施設の西、南は可能な限り低層の建築とし、隣接するスチューデントセンターからはもちろん、南北モールのそこかしこから、また今後計画される、新図書館から奥多摩のパノラマを眺望できる配置構成を計画した。
General Education Wing, Kogakuin University
– Volumes for a Supplement of the Campus Planning –
Type
University Building
Location
Hachioji, Tokyo, Japan
Competition Organizer
Kogakuin University
Status
2009 invited competition
final 7 per 52 submissions
Total Floor Area
11,436sqm
Structure
Steel & Reinforced Concrete, 8 Stories
Design
Noriaki Okabe Architecture Network
– Volumes for a Supplement of the Campus Planning –
Type
University Building
Location
Hachioji, Tokyo, Japan
Competition Organizer
Kogakuin University
Status
2009 invited competition
final 7 per 52 submissions
Total Floor Area
11,436sqm
Structure
Steel & Reinforced Concrete, 8 Stories
Design
Noriaki Okabe Architecture Network