JST黒笹寮

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― パティオのある集合住宅 ―
敷地は低層の戸建住宅の並ぶ宅地開発された住宅地の南東斜面。住戸数と同数の駐車場が義務づけられ、計画の大きな制限となる。全ての動線が集まる外部廊下と階段をパティオに面して配し一体感を表現した。東西住戸の玄関は互いに面し、さらに二つの階段も、南北に連なり向き合っている。これにより寮生が外部空間においては、必然的に互いを認識しあうことを意図している。パティオは、変形平行四辺形の平面をベースにデザインされた。主構造は東西方向の住戸隔壁とスラブのみのRC造として簡潔にまとめている。周辺近隣とのプライバシーを考慮し住戸ファサードはあえて全てをガラスとせず、光や視線の入り方を工夫し、開口構成を検討した。
JST Company housing in Kurozasa
– a Housing with a Patio –
Type
collective housing
Location
Aichi, Japan
Client
J.S.T. Mfg. Co., Ltd.
Status
2006 Completion
Total Floor Area
1,544sqm
Structure
Reinforced Concrete, 4 Stories
Design
Noriaki Okabe Architecture Network
Collaborators
T&A Associates (structure)
Es Associates (building service)
Total Environmental Engineer (electric service)
Photograph
Takeshi Taira
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