-散策路としての展示空間-
熊野の自然に囲まれた敷地を最大に活用し、施設と外部空間を一体としながら自然の中に自立した小宇宙的空間をつくりあげる。熊野の山並みをとらえ、ひきたたせる建築配置とし、古道の体験をセンター内部を散策しながら得ることのできる空間を提案した。施設を敷地南側に放射線状に配置し、その北側前面に回遊歩道によってふちどられたクレーター状の広場を配置した。放射状につらなる群棟の集合とそれらをつなぐリング状のメインギャラリーとによって構成し、群棟は変化する山形の屋根形状からなり、これらが連続した波形となって背景にひろがる熊野の山並みをふちどる。内部は道をテーマとした平面計画とし、移動空間である廊下、通路をパブリックのための主な展示、情報の場として設定した。広場の南側にのびるメインギャラリーからフィンガー(指)状の通路を南に向かって放射状にのばし、展示ギャラリー、情報スぺ-スとする。これらの通路南端には熊野の山々を望むことができる。
熊野の自然に囲まれた敷地を最大に活用し、施設と外部空間を一体としながら自然の中に自立した小宇宙的空間をつくりあげる。熊野の山並みをとらえ、ひきたたせる建築配置とし、古道の体験をセンター内部を散策しながら得ることのできる空間を提案した。施設を敷地南側に放射線状に配置し、その北側前面に回遊歩道によってふちどられたクレーター状の広場を配置した。放射状につらなる群棟の集合とそれらをつなぐリング状のメインギャラリーとによって構成し、群棟は変化する山形の屋根形状からなり、これらが連続した波形となって背景にひろがる熊野の山並みをふちどる。内部は道をテーマとした平面計画とし、移動空間である廊下、通路をパブリックのための主な展示、情報の場として設定した。広場の南側にのびるメインギャラリーからフィンガー(指)状の通路を南に向かって放射状にのばし、展示ギャラリー、情報スぺ-スとする。これらの通路南端には熊野の山々を望むことができる。
Kumano Kodo Center (open competition proposal)
– Exhibition Spaces as a Promenade –
Type
Museum
Location
Mie, Japan
Competition Organizer
Mie Prefecture, Japan
Status
2003 open competition
Total Floor Area
2,300sqm
Structure
Reinforced Concrete & Wood, 1 Story
Architecture Design
Noriaki Okabe Architecture Network
– Exhibition Spaces as a Promenade –
Type
Museum
Location
Mie, Japan
Competition Organizer
Mie Prefecture, Japan
Status
2003 open competition
Total Floor Area
2,300sqm
Structure
Reinforced Concrete & Wood, 1 Story
Architecture Design
Noriaki Okabe Architecture Network