富弘美術館

― 林立する詩画 ―
言葉と絵で語りかける星野富弘の詩画は、親しみやすく、小さなスケールの作品群である。その特徴を活かした展示システムとして、見る者が作品と親密な関係で対峙できるよう、「林立する詩画」としての約60の小さな展示壁を提案する。展示空間は、大きく南北にのび、湖面へとひらける視界と呼応する。人々は風景の中を散策しながら富弘作品を鑑賞すると共に、「豊かな自然景観を背景にもつ展示空間」として作家の故郷の美しい自然を発見するだろう。建築を敷地いっぱいに細長くのびる一本の水平線として計画することで周囲の起伏豊かな自然景観との美しい対比により、「新しい風景となる建築」としてランドスケープの美を生み出す。
Tomihiro Museum (open competition proposal)
– a Forest of Poem-Painting –
Type
Museum
Location
Gunma, Japan
Competition Organizer
Azuma village, Japan
Status
2001 international open competition
Total Floor Area
2,835sqm
Structure
Steel & Reinforced Concrete, 1Story
Architecture Design
Noriaki Okabe Architecture Network
Collaborators
Van Structural Design (Structure)
Es Associates (Building Service)
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