ユバスキュラ音楽芸術センター

ー 透明なアーバンコーナー ―
ユバスキュラ音楽芸術センターはエンゲルによって作られた街区のフレームワークを補完する。音楽芸術センターの敷地はアルヴァ・アールトの初期の作品と晩年の作品の間に位置している。逆錐形のコンサートホールを浮かせ、下部を大きなアトリウム「インナープラザ」とすることで透明性を持つ街区のコーナーを形成する。直交する2つの街路の視覚的連続性と、建物内部を斜めに通り抜ける街路空間を生み出し、ユバスキュラの長い冬の季節においても都市の中で人々が音楽、芸術に出会う快適な場を創り出す。浮遊するホワイエ、インナープラザは自然勾配に沿った階段広場状の公園に対してステージとなる。音楽芸術センターのどのレベルからも公園、教会、市民劇場へのパノラマを望むことができ、インナープラザを介して様々な活動の相互関係を生み出す。
Jyvaskyla Music and Arts Centre (international open competition proposal)
– Transparent Urban Corner –
Type
Music and arts centre

Location
Jyväskylä, Finland

Competition Organizer
The City of Jyväskylä

Status
1997 international open competition

Total Floor Area
11,000sqm

Design
Noriaki Okabe Architecture Network

Collaborators
Van Structural Design (structure advice)
RFR, Paris (façade system)
YAMAHA acoustic research laboratories (acoustic advice)
Bears Engineering Co., Ltd. (stage mechanism)

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